02,8.?
蒼い満月が照らす中十字架の墓標に寄り添うマリク様。
紫の薔薇の花束を手向けています。
エジプトと言えばコプト教だが、キリスト教発生より古い人種でしょーが、貴方。
これ、描いたの8月ですよ。(爆笑)
だから服が原作バージョンなのね・・・。アニメを知っていたら、絶対ヘソ出しにしたのに・・・!
当時はまだ闇マリ様がご健在でしたので、
入れようとした台詞はマリク様ご本人に向けた物と成って居りますが、
今と為っては闇マリ様のお墓の様に思えますね・・・。(落涙)
むしろそっちの方向で。
ご冥福をお祈り致します・・・。
と言う事で、鎮魂詩。
私のマリマリ観が良く表れてます。
埋める死体も無いと言うのに、
一体何を葬るのだろう。
掛ける言葉も無いと言うのに、
一体何を悼むのだろう。
ずっと恐れていた筈で、
ずっと憎んでいた筈で、
消滅するのを望んでいて、
後悔だってしていなくて、
でも、何かが空っぽで、
びゅうびゅう風が吹き荒ぶ。
誰も居なくなった心の檻は、
ただ虚しさだけを宿してる。
闇の無くなった心は、
晴れ上がっては見たものの、
どこか白々しい光。
ボクには眩しすぎるんだ。
どうしていいか、分からない。
君が居なくて、何処にも居なくて、
どうやって歩けばいいのか分からない。
この感情をどう呼べば、何て名付ければ良いのか、
それすら全然分からない。
一体何の、言葉を掛ければ、
君に届くか、分からない。
何を言っても、何をしても、
絶対、君には届かない。
闇の中に、手探りに、
手を伸ばしても届かない。
・・・こんな今更になって、
君の気持ちが分かるだなんて、
いつも、ボクは遅すぎるんだ。
何もかもに、気付くのが・・・。
最後に触れた、君の唇の、
その記憶がボクを、きりきりと痛めつける・・・。
ああ、何処まで行っても、
君は意地悪だ・・・。