未完成作品(設定だけあるが結局書いていないパロや番外編です)
名作パロディ
「白逝姫」 ある国の女王は、魔法の鏡に世界で一番美しい者を尋ね、いつも自分だと答えさせていた。だがある日、鏡は世界で一番美しいのは彼女の継娘、白逝姫だと告げる。女王は狩人に白逝姫を殺すよう命じるが、白逝姫は森へ逃げこむ。そして悪霊の家と知らずに森の中の小屋へ辿り着くが・・・

白逝姫=獏良君/女王=表マ/狩人=闇マ/森の悪霊=バクラ/異国でクーデターを企てた政治犯=盗賊王/鏡=リシド
もしかしたらシリアスになるかもしれないパロ。書いてみないと何とも言えません。

「不思議の国の獏良君」 ある夏の昼下がり、まどろんでいた獏良君は「やっべ遅れちまう!」と腕時計を見ながら走る白兎を見つける。白兎を追って墓穴に飛び込んだ獏良君は奇妙な人や動物達に出会う。

アリス=獏良君/白兎=バクラ/チェシャ猫=闇マ/いかれ帽子屋=表マ/ハートの女王=海馬/ハートの王様=アテム
Ver1.毛虫=盗賊王/ハートのジャック=城之内 (特に社会風刺はなく、毛虫=盗賊王はキャラの類似性重視。水煙管吹かして偉そう)
Ver2.ハートのジャック=盗賊王 (アリス本来の「社会風刺」を軽く踏襲。王様の行う馬鹿げた裁判に獏良君(アリス)が突っ込み)

「首を切れ!」と叫ぶハートの女王が社長、にやにや笑いだけを残して消えるチェシャ猫が闇マ等、キャスティングが妙の作品。
物語自体は家にある原作「不思議の国のアリス」の日本語訳文をそのままパロった方が面白いのでそうするでしょう。ディズニーのとは違うよ。

「西遊戯」 三蔵法師=獏良/孫悟空=バクラ/沙悟浄=表マ/猪八戒=闇マ

話は無いので、ただ設定だけ。いや・・・三蔵法師の獏良君、怖そうだな〜(笑)

赤頭巾パロ 赤頭巾=表マ/狼=闇マ/おばあちゃん=獏良君/狩人=バクラ

赤頭巾ちゃんが敢えて表マリク。おばあちゃんの獏良君がとても怖い(笑)ギャグパロディです。赤頭巾を獏良君にして狼をバクラにしても良いんだけど。

その他パロディ
「吹雪の夜に」 ある吹雪の夜、一匹のはぐれ狼が兎小屋を襲った。一羽の白兎を攫った狼は、だが白兎を食べる事が出来ず、捕食者と被捕食者である筈の二匹は一緒に暮らし始める。やがて季節が巡り冬が訪れ、食べ物に困った狼は兎を食べようとするが出来ない。せめて兎の為に食べ物をと人家に押し入るが・・・

映画化もされた「あらしのよるに」と言う絵本のパロディですが、動物は喋らず、同人やパロと言うより絵本風のオリジナルと言った感じ。でもバク獏(もしくは盗リウ)。悲恋。

「悪役戦隊マバレンジャー」 悪役戦隊マバレンジャーは今日も悪事を働かんと、特殊警察(遊戯達)と戦いを繰り広げる。設定しかありません(笑)

マバレッド=盗賊王/マバブルー=バクラ/マバホワイト=獏良/マバパープル=表マ/マバブラック=闇マ

「デュエル・ロワイヤル」 孤島に連れて行かれ、「これから皆さんに殺し合いをしてもらいます」と突然言われた3−B。たった一人の生き残りを賭けて中学生の少年少女が殺し合う。教師も恐れる不良美少女のマリカは、早速殺戮を開始するが、彼女には唯一恐れる相手がいた。従兄弟でありながら得体が知れないと感じているクラスメイトの少年(闇マ)だ。彼は彼女よりも更に殺戮の限りを尽くしていた。彼に遭遇したマリカは彼を撃つが、実は彼はマリカを生かす為により多くの人間を殺そうとしていたのだと分かる。虐待を受け絶望の中で生きて来たマリカは、初めて自分を愛してくれていた人がいたのを知る。自分を唯一愛してくれた人を殺してしまったショックで立ち尽くすマリカを後ろから撃ち殺したのは、虫も殺さぬようなもう一人の美少女、了子。だが彼女は今度は付き合っていた彼氏(バクラ)に撃たれてしまう。バクラは自分が生き残る為に了子すら殺そうとしていた。だが、彼になら殺されても良いと微笑む彼女にバクラは止めを刺す事が出来ず、廃屋で手当てをする。だがそこにバクラにより仲間を殺された遊戯達がやって来ていた。了子の為に薬を持って返ろうとしていたバクラは彼等と撃ち合いになり、殺されてしまう。それを知った了子は、自分を助けに来たつもりの彼等に微笑みながら毒を盛り・・・

嫌いな人は大嫌いだろうと思われるバトロワパロ。でも私は他の人の作品を読んでいないので、純粋に(?)パロろうとしたのです。流行だ何て知らなかったわ。読んだ人にはどれが何処のパロだかわかる筈(笑)。映画は観ていないので映画のバトロワは知りません。

「めろん100%」 冴えない主人公はクラスメイトの清楚な美少女了子に片思い中。しかし、ある日学園のアイドルで女王様のように振舞うハーフの美少女・マリカが泣いている姿を目撃してしまう。その姿を見た罰で、彼女の下僕にされてしまう主人公。だが、最初は最悪だと思っていた我侭なマリカが実は寂しがり屋の一途な性格だと徐々に知って行き、好意を持ち出す。しかし、片思い中の了子も相変らず好きで・・・。そんな彼に何故か了子も急接近!何処までが天然なのか分からない掴み所のない性格で主人公を振り回す。2人の美少女に翻弄され、果たして主人公の明日はどっちだ?!

勿論「いちご100%」のパロ(笑)。でも闇人格は男役と言う私のポリシーゆえ南や北は出て来ません悪しからず。
主人公は表遊戯+城之内・・・と言うか真中で結構(笑)。バクラだと「なら2人とも貰ってやるぜ!」と男前な結論になってしまうので駄目。
要は美少女2人があの子等なら良いのです。どっちが東でどっちが西かは・・・マリカ=西+北+端+外÷4、了子=東+西+南+向÷4かな・・・。あれ?私西苦手なのに両方西入っちゃってますね(笑)。ツンデレマリカと天然(?)了子、貴方ならどっち?(笑)

学園モノ
題未定(童実野高校文化祭) 童実野高校の文化祭。獏良君達のクラスは出し物でシンデレラの劇を行う事になる。王子役が御伽龍児に決まり、他の女子をシンデレラ役にさせたくないクラスの女子達の陰謀により、シンデレラ役に獏良君が抜擢されてしまう。女装せざるを得なくなった獏良君は不満たらたら。凄まじい棒読みの演技と学園中の女生徒も太刀打ちできない愛くるしさのギャップを抱えたまま本番へ。ところが、継姉役の本田(笑)が腹を下し、急遽代役が・・・

マリクも出てくる、珍しいギャグ一辺倒の作品。

題未定(獏良君の子供時代) 獏良を密かに想っていたクラスメイトの少年の視点から描く獏良の幼少時代。他人の心や未来を見る力を持っていた獏良は普通の子と違うと虐められていた。そんな彼をただ一人庇っていたのが、彼の妹天音。だがその天音が死に、獏良は静かに崩壊し始める。獏良を想いながら同性を好きと言う自分の想いを認められない少年は、そんな獏良をただ遠くから見続ける事しか出来ない・・・

シリアスで淡々とした作品。

題未定(御伽君→獏良君Ver1 遊戯との闘いの最中バクラにちょっかいを出されて以来獏良の事が気になる御伽。獏良にモーションをかけられ、怒ったバクラは御伽の前に現れ警告するが、実は御伽はそれを待っていた。果たして御伽が好きなのは表の獏良か闇のバクラか?本人も分からぬまま、奇妙な三角関係は続く。

基本的にラブコメ風。

題未定(御伽君→獏良君Ver2

獏良の事が気になる御伽。アテムが冥界に返って来、どこか消え入りそうに儚げに見える獏良に益々思いは募る。これが同性愛だと認めたくない御伽は苦悩するが、沖縄への修学旅行で獏良と同じ部屋になってしまい、想いは押さえ切れない状態へ。遂に獏良を抱き締めてしまうが・・・

基本的にシリアス風。ドッペルゲンガー異端黙示録の獏良君が記憶を失っている間の話。

福音書
「かぜひき」 恒例の喧嘩をして表マから家を締め出された闇マは風邪を引いてしまう。責任を感じた表マは慣れないながらも看病しようとするが、リシドに粥の作り方を教わっている表マを目撃した熱に魘される闇マは、誤解から激しい疎外感を感じてしまう・・・。

福音書で書けなかった話の中の一つ。もうひたすらほのぼの。

題未定(遊園地) 遊園地(海馬ランド)に遊びに来た闇マ表マ・バク獏の2組のカップル。闇マは観覧車の中で強引に表マに迫り、獏良は喜々としてバクラと共にお化け屋敷へ。

闇マはジェットコースターが苦手だったり、甘い物に目がないなど意外な(?)一面が見える話。これももうほのぼの。

題未定 その他話としては成立していませんが、皆酒を飲むとどうなるかとか、闇マと獏良君が実は甘い者好き天然同士で一緒に甘味ツアーに行くとか色々あります。
盗賊王関係
題未定(盗アイ) 王に仕える神官であるアイシスは、ある日突然盗賊王と異名を持つ男、バクラに貞操を奪われてしまう。バクラを憎みつつも、天衣無縫で豪放磊落、野性的な魅力を持つ彼を次第に愛するようになってしまうアイシス。しかし彼女の婚約者であるマハードがバクラに殺されてしまい、バクラを殺す決意をするアイシスだが・・・

これはもうそのまま書けるくらい話が出来ていた筈なんですが、1年半ほど前の作品なので内容あらかた忘れた・・・。1年半前の日記を読んで下され。(探すのだけで一苦労)。大人の恋愛を書きたかったんです。リウトだとどうしても盗賊王が保護者になってしまって「獣か悪魔のようだがとても魅力的な男」ってのが生きなかった気がするので。

題未定(盗賊王の別バージョン) 盗賊王はある日襲撃した墓で兵士達と戦い、深手を負う。そんな彼を助けたのは、謎の女だった。女に介抱され一命を取り留めた盗賊王は彼女と関係を持つようになるが、やがてそれが罠だと気付く。そして実はその女は彼が以前殺した兵士の元婚約者だと知り・・・

盗リウにはないシビアな恋愛関係を書きたくて幾つか出来た盗賊王の別バージョンの内の一つ。純粋な娼婦との話もあります。何故か盗賊王って相手がいつも女になってしまうんだよな私のイメージでは・・・

題未定(盗賊王日本バージョン) 室町末期の混乱の時代。女物の羽織を纏い、巨大な太刀で女子供とて情け容赦なく斬り殺す「盗賊王」の異名を持つ大泥棒芭鞍が都に出没。鬼として恐れられていた。

ストーリーと言うよりシチュエーションに萌える。雪降る林で大勢の武士達と戦い、全員を斬り殺して白い雪を赤く染め、「こりゃあいい。雪見に花見酒だ」と笑いながら、木々にぶら下がる死体と血の紅を花に見立ててその中央に胡坐をかき、その凄惨な光景を肴に濁酒をあおるその様子に萌える。彼が復讐鬼でも良いし、白い子と出逢って恋に堕ちても良い。残酷でカッコイイ盗賊王が見たい、ただそれだけ。

題未定(テロリストと人質) クリスマスに沸くデパートを突如テロ組織が占拠する。人質の一人となった少年は、テロ組織のリーダーと心を通わせるが、大統領の差し向けた特殊部隊が迫っていた・・・

クリスマスに出来た社会派のストーリー。盗獏です。

ゴシック系
「Heretical Angels」 19世紀末倫敦。盗掘された「千年アイテム」が若き伯爵(ペガサス)の手に渡ったと聞き、エジプトより闇組織を束ねる少年がやって来る。彼は倫敦で天使のように美しい見習い修道士に出会うが・・・

もっと色々話があった筈が、なんせ3年も前に作ったのでこれもあらかた忘れました。「ゴッドチャイルド」の影響丸受けの作品。

題未定(ゴシックホラー) 嵐の夜、古城に一匹のヴァンパイアが現れた。人の住まう気配のないその広大な屋敷にたった独りで暮らしていた美しい少年は、その毒牙にかかりヴァンパイアの「ペット」にされてしまう。だが少年と共にこの城に住み着いたヴァンパイアは、やがてこの城に人っ子一人いない事をいぶかしみ始める。城を調査し出した彼は、人形だらけの部屋を見つけ・・・

ヴァンパイアバクラと獏良君の話は余りにもバージョンが多すぎて訳が分からなくなりました。一番纏まりつつ怖いのはこれ。その他見習い修道士の獏良君がヴァンパイアのバクラに襲われヴァンパイアにされてしまう話等が何点かあります。

その他
題未定(後日談) 大学を卒業した獏良はバクラと共にエジプトへと渡る。マリクは大学卒業後グールズ時代のノウハウと人脈を生かし貿易会社を起業し、そこで復活したバクラも共に働く事になる。イシズはやがて海馬の要請を呑み、海馬コーポレーションで社長秘書、後に副社長となる。バクラと獏良はマリクだけを立会人として密かに結婚式を挙げる。遊戯と杏子、城之内と舞、本田と静香、そして海馬とイシズが結婚し、モクバは海馬コーポレーションから離れて独立する。御伽は表向きは静香、だが本当は獏良の面影を胸に宿したままアメリカでゲームデザイナーとして成功するが、生涯結婚しなかった。そしてリシドも影のようにマリクに付き従う。表マリクは悩んだ末、アイーシャと言う女性と結婚する。やがて数十年の月日が流れ、獏良とバクラはその魂の寿命が尽きようとしていた・・・

ドッペルゲンガー異端黙示録の続き。あの再会からマリクが死ぬまでの数十年の月日を駆け足で辿る。

「Heretical King」 国家機密である最終兵器「ミレニアム」の極秘データをハッキングしてしまったユダヤ人の少年。彼の命と「ミレニアム」のデータを奪取せんとCIAの差し向けた特殊暗殺部隊が彼を襲う。だがそれを救ったのは顔に傷のある一人のアラブ系の男。彼こそは国際テロ組織「アル・ゾーク」の元幹部にして、現在は「アル・ゾーク」が持っていた「ミレニアム」のデータを持ち出して逃亡中のテロリストだった。実は彼は合衆国が戦争をした時に使われた「ミレニアム」の試作品により全滅させられた村の唯一の生き残りで、「ミレニアム」を使い世界に復讐しようとしていた。更にそのデータを狙う中米を拠点とする国際麻薬組織「グールズ」の女総帥や、彼女を見初めて特殊暗殺部隊から寝返ってしまった元死刑囚の黒人青年も加わり、たった4人で世界を敵に回し破滅へとひた走る。

キャッチコピーは「彼等の敵は、世界」(ヒトラー最後の13日間)・「どうせこの世はパラノとエゴの培養基 綺麗な花を咲かすより 過激に散ってみたいだけさ」(最遊記)
イスマイールとアイク(アイザック)はイシュマエルとイサクのアラビア読みと英語読み。(旧約聖書に出てくる異母兄弟です。因みに嫡子のイサクはキリスト教、ユダヤ教では正統派で側室の子のイシュマエルは嫌われ者ですが、イスラム教ではイシュマエルが好かれている。それでこのネーミングに)マリアとジョーはマリアとヨセフの英語読み。
アラブ人とユダヤ人の同性愛カップルだの、マリアとジョーは本当に血の繋がりはないですが近親相姦を想起させる関係だし。しかも人殺しまくりで反省も無い。ホント倫理や道徳に喧嘩売ってるとしか思えない(笑)。と言うか人種差別的だとか言われそうだけど、これはわざとだよ。でもあれですね「オレ達に明日はない」みたいな感じで。勿論最後はこの4人皆死んじゃうんですけどね。銃撃戦の上全員射殺とかかなー。
ライバルである大統領とCIA長官の駆け引きとか、アイリッシュの元不良警察官と仲間達の活躍とか、ホントはこっちが主だろと言いたいエピソードを脇に追いやって「4人のテロリストが世界を回す」みたいなのを主軸にする辺りが・・・(笑)

イスマイール(テロリスト。ムスリムの癖に酒好きギャンブル好き。女も好きだがアイクも好き。実は神を憎んでいる。ミレニアムの後遺症で余命幾ばくも無い)=バクラ
アイク(天才ハッカー。金髪の美少年だが、その容姿ゆえ性的悪戯を受けた過去があり、瓶底眼鏡と長い前髪で顔を隠している。ユダヤ系大富豪の息子だが、家庭内不和の所為で一人暮らをしていた)=獏良
マリア(麻薬組織総帥。バイクを乗りこなすヒスパニック系セクシー美女。実は合衆国によって倒された中米の独裁政権の大統領の娘で、父と共に監禁された屋敷で狂った父親に虐待されて育つ。それ故合衆国に深い憎しみを抱いている)=表マ
ジョー(暗殺部隊の黒人青年。幼少時、麻薬中毒の父から最愛の姉を救おうとした際に誤って姉までも殺してしまい、以来衝動的殺人を繰り返す殺人鬼となった。捕まり死刑宣告を受けていたが、司法取引で暗殺部隊へ入る。姉に瓜二つのマリアに執着する)=闇マ
アダム(大統領)=アテム/セス(CIA長官)=海馬/ユージィン(検死官)=遊戯/ジョーイ(市警の警察官)=城之内/ティア(婦警)=杏子/トリスタン(刑事)=本田/アク・ナディン(「アル・ゾーク」のリーダー)=アクナディン

題未定(不治の病の話) 不治の病に冒されたマフィアの若きボス、マリク。彼は唯一その治療法を知ると言う無免許医の所にやって来るが、無免許医・バクラは治療費として体を要求する。バクラはかつて恋人(獏良)をこの病で喪っていた。それ故治療法を教えるつもりはないのだが、それを分かっていながらマリクはバクラの元へ通い続ける。報われない思いと知りながら・・・。だがある日、バクラはマフィアの差し向けた刺客に襲われる。

3月かなんかに日記に書いた奴です。実際に見た夢が元。珍しいバマですよ。でも結局4人全員出した(笑)

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